【坂東三十三観音】神奈川・東京・埼玉の3寺を巡る日帰り旅|弘明寺・慈恩寺・浅草寺と待乳山聖天

坂東三十三観音

幼馴染と女子二人で坂東三十三観音霊場巡りをしています。

今回の記事は、坂東三十三観音巡りの、神奈川・東京・埼玉エリアのお話。

私たちがこの巡礼旅に出るのは今回で5回目です。

私たちの巡礼旅は寄り道もかなり多いですが…実際回ったルートや札所の紹介もしているので、これから巡礼を考えてる人の参考になれば嬉しいです。

(旅の日付:2025年8月23日)

坂東三十三観音も終盤に入り、今回は神奈川・東京・」埼玉に残していた3つの札所を巡る日帰りドライブへ。

まずは埼玉で唯一残っていた慈恩寺を回収することに。
この慈恩寺は、以前から「浅草寺に行くタイミングで一緒に回ろう」と決めていたお寺です。

そして、神奈川の弘明寺は自宅から一番近い札所。せっかくなら効率よく回ろうということで、弘明寺に立ち寄ってから東京方面へ向かうルートにしました。

さらに今回は、浅草でどうしても行ってみたかった「待乳山聖天」にも寄り道する予定。

札所を詰め込みすぎず、浅草の街を少しでも楽しめるくらいのゆるめのスケジュールで出発です。

……とはいえ、この日は週末。
雷門や仲見世はかなりの人出で、思うように歩けない場面もありましたが、それもまた旅の一つの思い出。

神奈川から埼玉、そして東京へ。
ゆるく巡る1日のスタートです。

巡礼準備編はこちら▼

【神奈川・埼玉・東京巡礼ざっくりタイムライン】
9:00 出発(横浜)
9:20 14番札所 瑞応山 弘明寺(弘明寺観音)
↓ 首都高→東北自動車道 約2時間(ETC約2500円)
12:20 第12番札所 華林山 慈恩寺
13:00 コンビニで軽く昼食
↓ 東北自動車道→首都高 約1時間15分(ETC約1200円)
14:10 第13番札所 金龍山 浅草寺
↓ 徒歩約12分
14:45 待乳山 本龍院(待乳山聖天)
15:30 浅草もんじゃ 風鈴
17:00 亀十(どら焼き購入)・仲見世通り散歩
↓ 首都高 約50分(ETC約1500円)
19:00 珈琲山(コーヒーでひと休み)
21:20 帰宅。お疲れさまでした!(横浜)

弘明寺|地元で何度も訪れているお寺へ

最初に訪れたのは、神奈川県横浜市にある第14番札所 弘明寺

春には近くの大岡川沿いの桜がとても綺麗です。

自宅から車で10分ほどと近く、初詣でも何度か訪れている個人的にもなじみのあるお寺です。
そして過去に「凶」を2度引いている、思い出深い場所でもあります。笑


京急線の弘明寺駅からすぐ、賑やかな商店街の入り口に位置しているこのお寺。
地元の方が通りすがりにふらっと立ち寄ってお参りしている姿が印象的でした。

境内はこじんまりとしていますが、きれいに整えられていて、商店街の活気とはまた違う落ち着いた空気が流れています。

弘明寺は、横浜最古の寺院といわれ、奈良時代に創建された歴史あるお寺。
本尊の十一面観音菩薩は「弘明寺観音」として親しまれ、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。

境内には「七ツ石」と呼ばれる石もあり、こうしたちょっとした見どころがあるのも、弘明寺の魅力のひとつ。

御朱印は、商店街の入り口(階段の下)と、本堂のある上の境内のどちらでもいただくことがことができます。


そしてここで思わぬ出会い。
境内で目にした「秩父三十四観音霊場巡り」の案内。

翌年(2026年)が午年の総開帳ということで、「これは絶対行きたい!」と思い、それまでに坂東三十三観音を結願しようと決意した、ちょっとしたきっかけの場所にもなりました。


駐車場は参拝者用のものが鎌倉街道沿いの商店街の入り口近くにあります。(境内までは徒歩5分ほど)
ただ、解放していないこともあるので、事前に連絡するといいかもしれません。

ちなみに私たちは境内近くのコインパーキングに停めました。
有料にはなりますが、少しでも暑さから逃れるためにはやむを得ないなと…笑


地元のお寺でありながら、巡礼の節目のような存在でもある弘明寺。

そんな場所から、今回の巡礼がスタートしました。

【弘明寺|参拝情報・アクセス】

本尊 : 十一面観世音菩薩
山号 : 瑞応山
宗旨 : 高野山真言宗
住所 : 神奈川県横浜市南区弘明寺町267
最寄り駅 : 京浜急行弘明寺駅より徒歩2分、横浜市営地下鉄弘明寺駅より徒歩5分
最寄りIC : 狩場ICから約15分(約4㎞)、花之木ICから約10分(約2.5㎞)
納経時間 : 8:30~16:30
拝観料 : 無料
駐車場 : あり
URL : http://www.gumyouji.jp/

慈恩寺|猛暑の中での参拝と三蔵法師ゆかりの寺

弘明寺をあとにして、そのまま一気に埼玉へ。(🚗所要時間約2時間)
訪れたのは、第12番札所 慈恩寺

埼玉は暑いと聞いていたけど、想像以上の暑さ。
駐車場で車から降りた瞬間、「なんだこれ…」とちょっと引くレベルの暑さでした。


慈恩寺は、奈良時代に創建されたと伝わる歴史あるお寺。
天台宗の寺院で、関東でも有数の古刹として知られています。


広い境内と大きくて立派な本堂が印象的で、靴を脱いで中に上がり、ゆっくりと参拝することができます。

落ち着いた空間の中での参拝は、外の暑さを一瞬忘れるような静けさでした。

ですが…一歩本堂の外へ出れば、そこは再び容赦ない熱気の世界。

境内には立派な藤棚があり、「季節になったら綺麗なんだろうな…」と想像は膨らむ者の、その風情を味わう余裕すら奪っていく暑さです…笑


そしてこの慈恩寺は、実は「西遊記」で知られる三蔵法師ゆかりのお寺でもあります。

境内から徒歩5分くらいの場所には、三蔵法師の霊骨(分骨)が納められている「玄奘塔」があり、見どころのひとつ。

……だったのですが。
この日の暑さがあまりにも厳しく、今回はそこまで行くのは断念することに。
気にはなるけど、無理はしないのも大事。


駐車場は境内に隣接した無料の駐車場があります。


猛暑の中での参拝となった慈恩寺。

静かな本堂と、歴史の重みを感じながら、次の札所へ向かいました。

【慈恩寺|参拝情報・アクセス】

本尊 : 千手観世音菩薩
山号 : 華林山
宗旨 : 天台宗
住所 : 埼玉県さいたま市岩槻区慈恩寺139
最寄り駅 : 東武野田線豊春駅より徒歩25分
最寄りIC : 岩槻ICから約20分(約8km)
納経時間 : 8:30~16:30
拝観料 : 無料
駐車場 : あり(無料)
URL :http://www.jionji.com/

浅草寺|人の多さに圧倒されながらの参拝

お昼は今回も軽めにコンビニで済ませることに。

というのも、このあと浅草でもんじゃ焼きを食べる予定だったから。
夕方の混雑前に入りたくて、ここはあえて軽く済ませました。


そして到着した第13番札所 浅草寺。(🚗所要時間約1時間15分)

言わずと知れた、東京を代表するお寺。

浅草寺の創建はなんと飛鳥時代(628年)。
1400年の歴史を持つ古刹です。

隅田川で漁をしていた兄弟が観音像を引き上げたことが始まりとされ、その後、この地に観音堂が建てられたのが由来です。

本尊は聖観世音菩薩。

長い歴史の中で、庶民の信仰を集めて続けてきた、まさに ”日本を代表する観音霊場”。


参拝自体は初めてではないものの、週末ということもあってとにかく人が多い。

雷門から仲見世にかけてはまともに歩くのも大変なほどで、改めて人気の高さを実感しました。

境内には浴衣姿の外国人観光客の姿も多くみられ、見ていて華やかで可愛らしい反面、この暑さで大丈夫かな…と少し心配になる場面も。

外国人観光客の多さに対していろいろな意見もあるけれど、実際にしっかり参拝している姿を見ると、日本の文化に触れていてくれることが純粋に嬉しくも感じました。


そんな賑やかな雰囲気の中で、とりあえず参拝へ。

本堂はやはり何度見ても立派で、「さすが浅草寺」と思わされる存在感。

御朱印もいただきましたが、こちらもさすがの人気で整理券制。
書き手の方も何人もいるけど、それでもこの人数。

坂東三十三観音の御朱印というよりは、通常の御朱印を求める人が多い印象です。


この混雑の中ではゆっくり参拝というよりは「とりあえず参拝」という感じに。

人の流れに乗るようにして参拝を済ませ、早めに浅草寺をあとにしました。


いつ来ても浅草は人が多く混雑しているけれど、できれば平日がおすすめです。

お寺の駐車場はないので、近隣のパーキングに停めることになりますが、高めです、、、
特に土日は最大料金を設定していないところも多く、15分200円前後が相場で、なおかつ満車だらけ…となるので、少し離れたところ(西浅草方面など)に停めるのもいいかもしれません。

そして、、、次に向かうのは、今回どうしても行ってみたかった「待乳山聖天」です。

【浅草寺|参拝情報・アクセス】

本尊 : 聖観世音菩薩
山号 : 金龍山
宗旨 : 聖観音宗
住所 : 東京都台東区浅草2-3-1
最寄り駅 : 各線浅草駅より徒歩5分
最寄りIC : 駒形ICから約5分(約500m)
納経時間 : 8:00~17:00
拝観料 : 無料
駐車場 : なし
URL : http://www.senso-ji.jp/

待乳山聖天|大根を奉納する、ちょっと不思議なお寺

浅草寺のあとは、今回どうしても行ってみたかった「待乳山聖天」へ。
浅草寺から歩いて約12分ほどです。

以前YouTubeで見てからずっと気になっていたお寺です。


待乳山聖天は浅草寺の支院のひとつで、その歴史は古く、飛鳥時代までさかのぼると言われています。

正式には「本龍院」といい、ここに祀られているのは、インドの神様ガネーシャの化身とされる「歓喜天(かんぎてん)」です。
日本では聖天様として信仰されています。

この歓喜天、ただ願いを叶えてくれるだけではなく、「人々の願いを叶えることで煩悩を一つ減らし、世の中を良くしていく」という考えのもと信仰されている神様。

その一方で、扱いを間違えると怖いとも言われていて、願いが叶ったあとはきちんとお礼参りをすることが大切とされています。


待乳山聖天で有名なのが、浴油祈祷(よくゆきとう)。

これは願いが叶えるための特別な祈祷で、かなりご利益があると言われているもの。

実は少し気になっていたのですが、金額(4000円以上)を見てちょっと躊躇…笑
今回は見送ることに。

その代わりに体験したのが「大根の奉納」。

ここでは、大根をお供えすることで心身を清め、煩悩を断ち、願いを届けるという独特の風習があります。

境内で1本300円の大根を購入し、本堂へ奉納。

さらに面白いのが、お供えされた大根は ”お下がり”として持ち帰ることができること。

外には大根が山積みになっていて、自由に持ち帰ってOKという、なかなか見ない光景でした。


しっかりとお参りして、お願いしたのは家族の健康と、そして推しに会えること。


ちょっと不思議で、でもどこか親しみやすい。
そんな独特の魅力がある待乳山聖天でした。

【待乳山聖天|参拝情報・アクセス】

本尊 : 大聖歓喜天
山号 : 待乳山
宗旨 : 聖観音宗
住所 : 東京都台東区浅草7-4-1
最寄り駅 : 各線浅草駅から徒歩約10分
最寄りIC : 駒形ICから約5分(約1.3㎞)
拝観時間 : 6:00~16:30
拝観料 : 無料
駐車場 : あり(無料、約10台)

今回の巡礼を振り返って|浅草グルメといつもの日常へ

今回の巡礼はここで終了。

この後はお楽しみのもんじゃへ。

呼び込みのおじさんの感じがよくて、ふらっと入ったのが「風鈴」。
注文したのは和風もんじゃ(明太餅チーズ)とすじこん焼き。

どちらも美味しくて大満足。
店員さんが焼いてくれるのも嬉しいポイントでした。


さらにもうひとつのお楽しみが、浅草の老舗和菓子店「亀十」。

相変わらずの大行列でしたが、無事にどら焼きをゲット。

白あん・黒あんどちらも美味しいけど、個人的には白あん推し。
ふわふわでもちっとした生地にたっぷりのあんこが入った大きめのどら焼きで、やっぱり安定の美味しさでした。


その後は横浜に戻り、最後はいつもの喫茶店へ。

幼馴染とよくミーティングをしている場所で、コーヒーはもちろん、食事もどれも美味しくてお気に入りのお店です。(喫煙可なので好みは分かれるかもしれませんが、私は気にせず通ってます)

マスターの人柄も良く、落ち着ける空間。

ちなみにおススメは、ウインナーコーヒーとナポリタン。


こうして、今回の日帰り巡礼も無事終了。

近場を巡るゆるめの1日でしたが、しっかりと札所を回りつつ、浅草の街も楽しめた満足度の高い1日になりました。

次回は「千葉巡礼前編」です。
お楽しみに!

慈恩寺以外の巡礼旅「埼玉編」はこちら▼

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